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Weak Ties関連情報をメモ
●THE STRENGTH OF WEAK TIES: A NETWORK THEORY REVISITED Mark Granovetter
weak tiesで検索していて見つけたもの。1973年に書かれた「THE STRENGTH OF WEAK TIES」をベースにしてSociological Theory(社会学理論?)に1983年に掲載されたものらしい。ここにこういうものがあったというメモとして記録。
●Granovetter's Theory of the Strength of Weak Ties
weak ties理論の内容を図示化し、考察。(作成者不明)
●Jobs and the strength of weak ties
Joiこと伊藤穣一さんが語るweak ties。
●Weak tie - Wikipedia, the free encyclopedia
Wikipediaもリンクを記録。
●The Weakening of Strong Ties
Ross Mayfieldによるweak ties/strong tiesを入り口にしたsocial networking論。(らしい。まだ全部は読んでいないため)
「Strong ties are better for action, weak ties for new information」ここいただき。
●Granovetter, Mark“The Strength of Weak Ties ? A Network Theory Revisited,”
国領二郎教授の「國領研究室のホームページ」内「経営情報システムの文献データベース」に収録されていたもの。日本語。
●弱い紐帯の強さ
@IT情報マネジメント掲載。日本語。
グラノヴェターによれば、弱い紐帯は強いネットワーク同士をつなげる“ブリッジ”として働き、情報が広く伝播するうえで非常に重要な役割を果たす。強い紐帯によって構成されるネットワークは同質性や類似性が高く、強い紐帯ばかりを重視すると求心力ばかりが働き、そのネットワークは孤立化を招くことになる。情報伝播や相互理解を促進するためには、弱い紐帯が必要なのである。
また、弱い紐帯によって伝達される情報や知識は、受け手にとって価値が高いことが多い。強いネットワークの内部では接触こそ頻繁だが、たわいない話題などを交換しているだけのことが多いのに対して、弱い紐帯では関係性が弱いにもかかわらず連絡を取るほど、伝達内容は重要なのだということができるだろう。
そうか、つながりが弱いにもかかわらず伝播されるものだからその内容は重要なのだ。目ウロコ。また、あくまでweak tiesはブリッジであって、二つ揃ってネットワークの価値をあげることができるのであり、相互背反のものではないということもこの文を読んで納得。
『そのとき、私はこうした』〜職場体験の効果が上がらないとき〜(キャリアガイダンス.net)
来年から全国で導入される「職場体験ウィーク」、効果を上げるためにはただ職場を体験させるだけでは不十分とのこと。確かに。
日本の労働生産性、OECD加盟国30カ国中19位(社会経済生産性本部)
概要を要約すると
- 2003年の日本の労働生産性(就業者1人当たりの付加価値)は56,608ドル(787万円/購買力平価換算)で昨年(2002年/54ね750ドル)より3.4%向上したが、OECD(経済協力開発機構)加盟30カ国中19位(2002年19位)、主要先進7カ国の中で最も低い。ちなみに第一位はルクセンブルグ(82,680ドル)第二位は米国(78,828ドル)。
- 製造業の生産性水準は主要先進7カ国中、米国に次いで2位。(30カ国では第一位アイルランド、第二位米国、第三位ルクセンブルグ)
- 中国の労働生産性は8,660ドルで日本の15%の水準。ただし、90年代以降の中国の労働生産性上昇率は年率平均7.1%と極めて高く、上昇率で見ると72カ国中3位。(日本の上昇率はは2003年年率平均1.5%)
※労働生産性の測定は購買力平価で評価したドル換算GDPを就業者で除している。2003年の購買力平価はOECD,世界銀行共に1ドル=139円。
#製造業は強い、つまりその他の産業(農業、サービス業等)が労働生産性が低いということなのだろうか。
第4回21世紀出生児縦断調査結果の概況(厚生労働省)
こんな調査があったなんて。
1 調査の目的
この調査は、同一客体を長年にわたって追跡調査する縦断調査として、平成13年度から実施を始めた承認統計であり、21世紀の初年に出生した子の実態及び経年変化の状況を継続的に観察することにより、少子化対策等厚生労働行政施策の企画立案、実施等のための基礎資料を得ることを目的としている。
2 調査の対象
全国の2001年1月10日から17日の間及び7月10日から17日の間に出生した子を対象とし、厚生労働省が人口動態調査の出生票を基に調査客体を抽出した。双子、三つ子についてもそれぞれの子を対象としている。
3 調査の時期
1月生まれは平成16年8月1日、7月生まれは平成17年2月1日(対象児の年齢 3歳6ヵ月)とした。
ひとつの母集団が経年でどう変わっていくかを見るもので、調査としてはとても興味深い。
配布数と回収率もすごい。配布数44,837に対し回収数41,557。回収率92.7%と非常に高回収率。
目についたポイントとしては
- 保育所や幼稚園を利用している子の割合は半数に達した。
- 母が有職の割合は年々増加している。仕事を探している母、職に就いた母は、「弟妹なし」が高い。
- 習い事をしている子は23.4%で、多いのは「水泳」6.8%「英語」6.7%「幼児教室」5.8%がトップ3。
- 子どもを育てていて「負担に思うことや悩みがある」は87.0%で、「子育てで出費がかさむ」、「子どもが言うことを聞かない」が第3回調査より増えている。
対象児が3歳6ヵ月ということで、おおむねこんな感じなのかと納得。英語を習わせているのがそんなに多いとは以外。幼児教室は「お受検」対策?
就職活動のやり方をeラーニングで(雇用・能力開発機構)
eラーニングコース「就職活動基礎の基礎」受講者募集
定員2000名、無料。受講者にはメールによるキャリアコンサルティングもついていて、至れり尽くせり。
内容は下記の通り。
○就職活動へのアプローチ
就職活動を始めるにあたり、自分の過去、現在や未来を分析し、どんな職業に向いているのか、就職活動の情報をどのように収集するか、などを学びます。
○履歴書の書き方
好印象を与える履歴書の書き方などを学びます。
○面接のポイント
面接の準備、自己分析や限られた時間内で自分をアピールするにはどうしたらよいか、など面接のポイントを学びます。
○入社までの準備
職場でのふるまい、仕事の指示の受け方、電話応対や名刺交換など入社が決まってからのビジネスマナーなどを学びます。
同じページにある「若年者向けキャリア・コンサルティング基礎の基礎」って、一体何をやるのか気になるところ。こちらは12月12日から申込開始の模様。