Weak Ties関連情報をメモ

THE STRENGTH OF WEAK TIES: A NETWORK THEORY REVISITED Mark Granovetter
weak tiesで検索していて見つけたもの。1973年に書かれた「THE STRENGTH OF WEAK TIES」をベースにしてSociological Theory(社会学理論?)に1983年に掲載されたものらしい。ここにこういうものがあったというメモとして記録。
Granovetter's Theory of the Strength of Weak Ties
weak ties理論の内容を図示化し、考察。(作成者不明)
Jobs and the strength of weak ties
Joiこと伊藤穣一さんが語るweak ties。
Weak tie - Wikipedia, the free encyclopedia
Wikipediaもリンクを記録。
The Weakening of Strong Ties
Ross Mayfieldによるweak ties/strong tiesを入り口にしたsocial networking論。(らしい。まだ全部は読んでいないため)
「Strong ties are better for action, weak ties for new information」ここいただき。
Granovetter, Mark“The Strength of Weak Ties ? A Network Theory Revisited,”
国領二郎教授の「國領研究室のホームページ」内「経営情報システムの文献データベース」に収録されていたもの。日本語。
弱い紐帯の強さ
@IT情報マネジメント掲載。日本語。

 グラノヴェターによれば、弱い紐帯は強いネットワーク同士をつなげる“ブリッジ”として働き、情報が広く伝播するうえで非常に重要な役割を果たす。強い紐帯によって構成されるネットワークは同質性や類似性が高く、強い紐帯ばかりを重視すると求心力ばかりが働き、そのネットワークは孤立化を招くことになる。情報伝播や相互理解を促進するためには、弱い紐帯が必要なのである。
 また、弱い紐帯によって伝達される情報や知識は、受け手にとって価値が高いことが多い。強いネットワークの内部では接触こそ頻繁だが、たわいない話題などを交換しているだけのことが多いのに対して、弱い紐帯では関係性が弱いにもかかわらず連絡を取るほど、伝達内容は重要なのだということができるだろう。

そうか、つながりが弱いにもかかわらず伝播されるものだからその内容は重要なのだ。目ウロコ。また、あくまでweak tiesはブリッジであって、二つ揃ってネットワークの価値をあげることができるのであり、相互背反のものではないということもこの文を読んで納得。