「変化に強いキャリアとは、自ら変化を仕掛けていくくらいがちょうどいい」

自分戦略を考えるヒント(25)変化に強いキャリアを築くコツ@IT自分戦略研究所)
要約すると
・変化は外からの変化と内からの変化がある。
・「1つの専門領域だけを深掘りする」とか「転職のたびに必ず職位と年収をアップさせる」などの単線型のキャリア設計は必ずしも変化に強くはない
・「先を読む」とは「自分なりにできるだけ先を読み、自分をどうやって社会に生かしていくかを考える」こと。「流行しそうな技術を予測して、そこに賭けろ」ということではない。
・偶然を活かす、むしろ積極的に偶然を仕掛けていく(このあたりは「その幸運は偶然ではないんです!」のHappenstance理論をベースに語っている)。まずはWeak Tiesを広げることから。
・いわゆる「自分探し」ばかりでなく、実際に少しずつでも行動してみる。
最後に変化に関する格言をこのように紹介。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」(リクルートの社訓)
「変化はコントロールできない。できるのはその先頭に立つ事だけである」(ピーター・ドラッカー
「未来を『予測』する最良の方法は、それを『発明』することである」(アラン・ケイ

ひとつところで同じ仕事をずっとやっていると、どうしても変化に鈍感になってしまう。そういう人たちにどのように変化への対応の重要性を理解してもらうか、試行錯誤中。