人口減少時代のライフデザイン−「個」を活かす社会へ−(PDF)(ニッセイ基礎研究所 主任研究員 土堤内昭雄氏)

年齢・性別での制約を受けず、枠を超えたライフデザインができる社会にしていくことが重要だという主旨は理解。まだナナメ読みだが、ひっかかったポイントがひとつ。「若者の就職難や結婚難の背景に、コミュニケーション能力の低下がある」とのことだが、若者の親世代がそんなにコミュニケーション能力が高かったのか疑問。いつもこの手の論文や記事などで出てくるフレーズだが、具体的にどういう能力がどういう風に低下しているのか、印象論でなくデータで分析したものがあれば見てみたい。非難しているのではなく、単純に「本当なの?」と疑問を感じているだけなのだが。